公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)は3月29日、厚生労働省の「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会」に対し、出生前診断・検査に関する情報提供の在り方が、ダウン症のある人達や家族に対する差別を助長したり、これらの人達を傷つけたりすることのないよう、十分な検討、配慮を要望する要望書を提出しました。
また、報道機関あてへ申し入れ書を送り、報道にあたっての配慮を求めました。
- 「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会」に対する要望書はこちら【PDF】
- 報道機関に対する申し入れ書はこちら【PDF】
「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会」は昨年10月以来、5回にわたり、出生前診断・検査の在り方について議論を続けてきましたが、3月17日に開催された第5回会合では、NIPTを含む出生前の検査について、今後の情報提供や支援の在り方、検査実施体制の在り方を示す政府案が提示されました。
第5回会合で示された政府案