支援者の方

ダウン症候群をとりまく研究は各分野で急速に進歩しつつあります。
日本ダウン症協会は、関連する研究者間の情報共有、成果発表をすることで、ダウン症への深い理解とともに、支援者の皆さんに質の高い支援をしていただくことで、ダウン症のある方たちの健康と生活の質の向上を目指しています。

ダウン症の方の支援者とは、かかわるすべての方です

医師、看護師、保育士、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、臨床心理士、社会福祉士、教師、福祉関係者、職場の方、ジョブコーチ、ボランティアスタッフ
かかわるすべての方

セミナー

<主催:JDS、つぎの一歩(ダウン症成人期ネットワーク)>「第29回JDS全国巡回セミナー in 三重 成人期を豊かに暮らすために」を9月16日(土)に三重県四日市市で開催 【終了しました】

  • 講演① 10 時~12 時
    「将来を見据えて今大切に育てたいこと」
  • 講演② 13 時~15 時
    「正しく知ろう 急激退行ってなに?支える人たちの関わり方で変わる!」
    <講師>菅野 敦氏(東京学芸大学名誉教授)

<JDS主催>第8回ダウン症支援セミナー開催、会場参加とオンデマンド配信 【終了しました】

JDSに寄せられる相談の中で、青年期・成人期のダウン症のある人たちの問題が増えてきています。
笑わない、話さない、身の周りのことができない、動作がゆっくりになる、昼夜が逆転する、急に泣き出す、暴力をふるう、家から出られないなど。これまでできていたことから急に変わることもあります。また、最近では「認知症でしょうか」という相談も聞かれるようになり、高齢期の問題としての対応も必要になっています。「急激退行」と言われるものなのか、加齢によるものなのか、認知症を意識しなければいけないのか。様々な議論がありますが、専門家の先生方と共に解決への糸口を探っていき、ダウン症の支援の在り方を考えていくセミナーです。

ダウン症支援セミナーは、ダウン症のある人たちに常日頃関わってくださっている施設や作業所の職員・支援員、福祉の専門家や学生の皆様、特別支援学校の先生方が対象です。


イベント

健康医療

出生前検査について

療育

ダウン症miniブック

支援者の方におすすめの本

もっと知ってほしい!ダウン症のある人たちのことを

ダウン症のある人たちからのメッセージ

ポスター・チラシ

啓発活動にご協力をお願いします。

関連団体

日本ダウン症学会

日本ダウン症学会の目的は、ダウン症候群(21トリソミー、以下ダウン症)のある者の医療・保育・教育・福祉・就労分野の連携と協働を目指し、それらの研究、実践を促進することです。ダウン症とダウン症のある方々に関わるすべての分野の専門家がつながる場となることを願っています。

日本ダウン症療育研究会

日本ダウン症療育研究会は2006年7月1日に設立し、年2回ずつの研究会開催と2回の発表内容を論文形式にまとめた年1回の研究会誌を発刊しています。母親とのふれ合いを積極的に取り入れた育児教室と筋緊張を高めるための体操教室を組み合わせた「ダウン症赤ちゃん体操教室」が、藤田弘子先生によって、1976年に当時の兵庫県立塚口病院に開設されました。その後、このような取り組み各地に広がり、ダウン症児出生後の告知から家族への支援・育児相談、合併症の治療と予防、そしてよりよい療育の方法・教育相談など、ダウン症児へのトータルケアを研究し実践するために本研究会が設立されました。

もう一つの研究会の事業であります体操指導員養成コースは2006年10月から毎年開催されるようになり、受講された方々によって全国各地の施設等でも赤ちゃん体操を実施するようになりました。このように体操指導員養成も本研究会の大切な役割のひとつであり、今後の発展に寄与していくものと思われます。 医師、看護師、保育士、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、臨床心理士、社会福祉士、教師など多くの職種の方と共に、ダウン症児の保護者の方も参加されているユニークな研究会です。

国際ダウン症連合(DSi)

イギリスに本拠を置く国際障害者団体で、世界中の個人や組織の会員で構成され、ダウン症のある人々の生活の質を向上させ、他の人々と完全かつ平等な基準で包摂される彼らの権利を促進することに取り組んでいます。
JDSは2011年1月から国際ダウン症連合(DSi)の正会員です。
3年ごとに世界中のさまざまな場所で世界ダウン症会議(WDSC)を開催しています。 世界ダウン症会議(WDSC) は、ダウン症のある人々、家族、支援者、専門家、研究者にとって、世界中のさまざまな国や環境の人々と出会い、知識、見識、経験を共有するまたとない機会です。

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