「出生前診断」を迷うあなたへ ー子どもを選ばないことを選ぶー

大野明子 著
講談社+α文庫/税込725円/2013年9月

「子どもに障害があることは、その事実があるだけのこと。恥じることでも、子どもがかわいそうなことでもありません」
ーー表紙の言葉が目に飛び込んできます。本書は、2003年に刊行された大野さん著『子どもを選ばないことを選ぶ』(メディカ出版)に加筆修正のうえで文庫化されたもの。
新しい出生前診断が4月(注:2013年)から臨床研究として始まった今だからこそ、広く読んでほしい内容です。