「わたしはダウン症の鈴木洋子です」

鈴木都 著
自費出版/消費税込み1,200円/2015年12月

神戸市で知的障害者の福祉施設、社会福祉法人「ホーム塩屋」を運営する鈴木都さんが、ダウン症のある長女・洋子さん(50歳)とのあゆみを綴った写真集です。洋子さんが産まれたときには「3歳までの命」と医師に告げられたとのことですが、そこから、米国での生活なども経て障害を個性と思えるようになった半世紀が詰まった一冊です。

洋子さんは、母親の都さんが運営する「ホーム塩屋」に30年以上勤務。ほとんど休むことなく、仲間たち、職員さんやスタッフの方々と共に働いています。2003年には、グループホームでの生活を開始。

洋子さんの趣味は多彩で、エレクトーン演奏(音楽グループ「COSMOS」で海外での演奏も!)や絵画制作やさをり織りにも長く取り組んでいます。この本の中には、洋子さん自身のコメント、成長をたどる写真とともに、色彩豊かな絵画やさをり織り作品が掲載されています。

<購入は「ホーム塩屋」まで:TEL 078-705-1159 ※売上げは同法人へ寄付>

わたしはダウン症の鈴木洋子です